「大普賢岳~無双洞」 周回コース
鎖場、鉄(or腐った木製)梯子、岩場、急登、急坂…
大峯を代表する 中上級者向けの難所 の一つです
約2ヶ月の準備期間を経て、
11/9 (土)、ついにチャレンジしました!
ちなみに、今回のトラックデータは、
以下のとおりです (↓)
(カシミール3D・国土地理院の地図を使用)
前回 (山合宿①) は、和佐又山ヒュッテを出発
大普賢岳を経由して、七曜岳で折り返すコースでした
今回は、七曜岳から無双洞を経由して、
ヒュッテに戻る周回コースです
この周回コース、最大の難所は 後半 です (↑)
七曜岳から無双洞まで、約600mの激下り
その直後に約300mの激上り
疲れが溜まる時間帯に、このアップダウン…
かなりヤバそうです
しかも、滑りやすい木の根むき出しの急坂と
鎖場が連続する岩場の急登
「中上級者向けコース」と言われる所以です
AM 7:15 和佐又山ヒュッテを出発
爽やかな秋晴れ、体調OK!
いい感じのスタートです
笙の窟 (↑)
役行者冬籠りの古跡として有名です
見上げると、そそり立つ岩壁 (↑↓)
鷲の窟 (↑)
ここまでは、樹林帯のハイキングコース
注意すべきは、鷲の窟~日本岳のコル (↓)
濡れた岩、緩いロープ&鎖 (↑)
滑り易いので、慎重に…
石の鼻 (↑)
癒しの絶景ポイントです
ちなみに、ドコモの携帯は
緊急時の連絡に最適です
鉄梯子、鎖場の連続 (↑↓)
天空の回廊 (↑)から眺める景色 (↓)
テンション上がりますね
AM 9:20 大普賢岳の山頂 (↑)
1回目:2時間25分 (秋の山合宿①)
2回目:2時間15分 (秋の山合宿②)
今回 :2時間05分
合宿の成果あり?
いい感じのペースです
大普賢岳山頂から眺める景色 (↑↓)
ちなみに、ドコモの携帯は
本日の登山ルート・登頂時刻等を
妻にメールしました
水太覗(↑↓)、記念撮影です
約750m下の谷底 (↑)
今回は、あの底まで下るんですね…
少しゾッとします
ちなみに、水太覗周辺は、 (ドコモ)
(ここから先は、圏外です)
ベテラン登山者 ¨バッハさん¨ (↑)
今回のトレッキングで、
めちゃくちゃお世話になりました
歩行スピード、リズム、ステップなど、
全てが上級者レベル
こんな鎖場もサクッと通過します (↑)
私のおススメポイント (↑)
大普賢岳(左)・小普賢岳(中)・日本岳(右)
この先の難所に備えて、ランチタイム
約30分間、まったり休憩しました
七曜岳山頂直前の鎖場 (↑)
「3点支持」の歩行技術が必要ですね
七曜岳山頂 (↑)は、狭い岩場
絶景を眺めながら (↑)、
この先の未体験ゾーン (↓)に備えて、小休止
ここから、標高差600mの谷底へ急降下
俺のヒザ、大丈夫か…?
めちゃくちゃ不安でしたが、
三叉路(↑)で、¨バッハさん¨と再会
「バッハさん、この先ご一緒させて下さい!」
少しホッとした瞬間です
三叉路を過ぎると、
いきなり 木の根むき出しの急坂 が続きます
振り返ると、こんな感じです (↑)
ちなみに、県警の山岳警備隊員のお話では、
この急坂で滑落事故が多発するそうです
木の根むき出しゾーンが終了すると、
滑り易い落葉の急坂が続きます (↓)
この標識を左へ (↑)
見落として直進する登山者が多いそうです
※特に、葉が生い茂る季節は、要注意です
滑り易い落葉の急坂が、ダラダラ続きます (↑)
尻餅、2回目
「静加重・静移動」の歩行技術が必要ですね
無双洞への下りは、目印テープを見ながら
確実に進みましょう!
※ 転倒・滑落にも注意!
このアングルから眺める大普賢岳 (↑)
私のお気に入りです
滝の音が聞こえると…
もうすぐ無双洞!
滑落・落石に注意しましょう
無双洞 (↑)
地下の湧水が2箇所 (↑)
好奇心旺盛な ¨バッハ さん¨ (↑)
次回は、ヘッデン装着で!
無双洞から沢を渡渉すると…
標高差約300mの激上りゾーンへ…
周回コースの核心部 (↑)
ほぼ垂直に近い岩場、約60mの急登です
スリル満点 迫力満点
無事にクリアできました!
¨バッハさん¨とおしゃべりしながら山歩き
私にとって、とても有意義な時間でした
特に、「滑落事故の体験談」が印象的でした
一歩のミスで滑落骨折
どれだけ体力・経験・技術・装備があっても、
ほんの少しの判断ミスが生死を分ける…
¨バッハさん¨から、確実に下山することの大切さ、
山の厳しさを教わりました
ボチボチ下山
¨バッハさん¨と過ごした時間も終了ですね
ちょっぴり残念
¨バッハさん¨ めちゃくちゃお世話になりました!
感謝感謝です
念願の大普賢岳周回コース
危険箇所の連続ですが、
山歩きの面白さや厳しさ、大峯の魅力が凝縮された
素敵なコースでした!
無事に下山できたことに感謝しています
今回の経験を活かして、更にレベルアップできれば…
そう思っています
makosurf